大根葉から石けん

 改めて祖父母、父母から伝え聞いた教えに感謝しました 
こう振り返るのは、「大根葉から石けん」を発明した毛利雅枝さんです


 大発明のひらめきを予感できたのは平成元年の冬でした。やはり試行錯誤の日々は続きました。しかし、一つひとつの課題を解決できたのは祖母・母から伝え聞いた教えでした。そしてこの発明は確実に形となってゆきました


 大根葉から作られた石けんが環境に悪いはずはないと思っていました。そこで公的機関へ環境に及ぼす影響の調査を依頼したことが思わぬ結果を招くことになりました
 科学薬品を使わない大根葉の石けんが市販の洗剤と同等の機能を果たしたのです。無公害のうえに、この洗剤水は植物の生育にも良いという効果をもたらしました
 これをきっかけに市役所や地方の自治体をはじめ多くの団体から講演の依頼を受けるようになりました
 彼女の「洗剤づくり」には、環境にやさしい生活改善という大きな「テーマ」が加わり、普及の運動はライフワークとなったのです


 各地での講演・マスコミ紙への記事掲載・テレビ出演と書ききれないほどの輝かしい足跡を刻まれました
 そして、「大根葉エキス洗剤づくり」で念願の特許証を取得の記事が山陽新聞に掲載されたのは平成11年のことでした



 大根葉の有効利用から生まれた発明は生活改善運動となり、「自然界との共存共栄」という人生の課題であり大きなテーマにもなったのです
 決してやまぬ、創意工夫の発明道に乾杯です

「このことにつきまして、元会長の瀬戸さまの
     長年の献身的なご尽力に対し、厚くお礼を申しあげます」、毛利雅枝

キム