覗き見!撲滅!

過日にペン習字のことを書きました。



万年筆を選ぶとき、充填するインクの方式をカートリッジにするかコンバーターにするかを決めます。
私は交換するのが簡単なカートリッジを選択。
「カートリッジが意外に小さいなぁ」が最初の感想。

コンバーターの方はインク瓶から直接吸い込む方式で、
たっぷり文章を書き込む人に好まれているようです。



新しいカートリッジに交換するとペンが走って快い。
いや、走ってません、ヨチヨチ歩き(笑)

心地良く書き続けている間はいいのですが、
インクの残量が気になりだすと、そろそろ文字がかすれるかも・・・。
するとグリップを外して、インクは大丈夫だろうかと覗き見。
何度も、覗き見するので嫌われそう。



そんなことを繰返しているうち、
ペン先の芯に掘られた複数の溝に着目。



この溝は、ペン先に運ばれるインク量を調整するのと、過剰なインク供給があってもボタ落ちを防いでくれる、重要なインクの溜まり部です。

もしかして、このインクの溜まり具合がインクの残量に関係しているのでは?
そう確信したのは、インクの減少に伴い溜まりが変化しているからです。
考えられるのは、カートリッジ内の空気。



見事にボタ落ちを防止。
ペン先を上向きにすると、溜まりはすぐに無くなるのが不思議。

解ってきたことは、カートリッジ内にインクが多いときは溜まりが少なく、
逆に、インクが少ないときは溜まりが多いことです。

上の写真は残りのインクが少ない時。
体温でカートリッジ内の空気が膨張し、押し出されたインクで溜まりが増加。
カートリッジを直接温めると、すぐに変化が見えるので簡単に実験できます。

さらにカートリッジの大きさ・容量についても、決してケチで小さく作っているのではなく、インクが減少してもボタ落ちを防いでくれる、丁度良い設定なんだと今では納得。

十中八九答えは出ているのに、辛抱たまらず覗き見して答え合わせ。
グリップが透明なら、一目瞭然なんだけど。

覗き見!撲滅! 覗き見!撲滅!

キム